新築の設備でつけて良かったものランキング
新築の住宅設備で本当に必要なものって?
これから注文住宅を建てようと思っている方は「どの住宅設備をつければいいのだろう」ということも悩んでいるのではないでしょうか。さんざん悩んでも結局は暮らしてみなければわからない、となってしまいがちな住宅設備。私も家を建てるときは夫といろいろ相談したのですが、住宅設備についてはだいぶ議論しました。
ちなみに、個人的に使ってみて便利だなあ、と感じたのは「モニター付きのインターホン」です。子機を持ち運びできるワイヤレスモニターのタイプにしてみたら驚くほど便利でした。なぜかといえば、洗濯物を干したりして玄関から遠くても子機で応答ができるのです。子機が手元にあればヘッドホンなどをして音楽を聴いていても気づけると夫にも好評でした。
あと、友人から聞いてなるほど、と思ったのが和室です。別になくても問題ないようにも思いますが、小さな子供がいると普段大人だけで使っているよりもずっとありがたみがわかるよ、と言われました。赤ちゃんをお昼寝させたり、ハイハイする時期にはフローリングよりずっと安全ですし安心です。そう聞いてしまうと納得で欠かせませんね。
他にも、「あって良かった!」と思う住宅設備や、「つけなかったことを後悔している!」という設備、反対に「なくても良かった?」といった失敗談などを集めてご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってみてください!
新築の住宅設備つけてよかった!ランキング
まずは、購入者が「あってよかった」と実感している設備・仕様ランキングをご紹介いたします。生活の中でどのように役立っているのか、実際にその設備・仕様を購入した人のコメントも併せてご覧ください。
つけてよかった新築の住宅設備①ホーム発電システム
- 購入者の声
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- 電気代が抑えられる
- 売電収入が得られる
- 毎月の電気代以上に発電してくれるから地球環境に寄与できる
高評価の理由としては、光熱費削減や売電による経済的メリットがもっとも大きいようです。初期費用はかかってしまいますが、設置後の満足度は非常に高いと言えます。
つけてよかった新築の住宅設備②オール電化
- 購入者の声
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- 光熱費が安くなった
- 家計の管理がしやすい
- 火を使わないので子どもがいても安心
実際に使用してみると光熱費が安くなったと感じる人が多いようです。また、火を使わないことから安全面を理由に挙げる人もいました。一方で、「停電したときにお湯も沸かせず不便だった」と感じる人もいるようです。
つけてよかった新築の住宅設備③電動シャッター
- 購入者の声
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- ボタンひとつで開け閉めできるので、寒い日に助かる
- 窓を開けなくても開閉できるので、虫が入ってこない
- 開け閉めが楽で、防犯に最適
窓を開けなくてもリモコンでシャッターの開閉ができることから、その手軽さを評価する声が多く挙がりました。標準仕様ではじめからついていることが多いので、「全然注目していなかったけど、あったら便利」という人が多いみたいですね。
つけてよかった新築の住宅設備④複層ガラス
- 購入者の声
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- 冷暖房が効きやすい
- 断熱・防音効果があり、結露がない
- 夏は涼しく、冬暖かい
- 線路の真横だが、電車の音がうるさくない
冷暖房効率がアップするなど室温についてのメリット以外にも、防音性にも優れているという声も聞かれました。騒音が気になるエリアで家を購入する場合には、複層ガラスを検討してみてもいいかも知れませんね。
つけてよかった新築の住宅設備⑤ロフト
- 購入者の声
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- 季節物などをたっぷり収納でき、助かる
- おこもり感たっぷりで、主人が気に入って書斎にしている
- 子どもたちの遊び場として活用できている
収納スペースとして活用している人が多く、たっぷり収納できることをメリットに挙げる人も居れば、遊び場や書斎などプライベートスペースに活用している人も少なくないようです。
新築の住宅設備つけずに後悔したものは?
次に、住んでから多くの人が「最初からつけておけばよかった」と後悔している設備・仕様ランキングをご紹介いたします。ぜひご参考になさってみてくださいね。
つけておけばよかった新築の住宅設備①宅配ボックス
- 後悔の声
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- マンションに住む親戚の家にあってなんて便利なんだろうと思った
- 後から設置するとなると30万くらいかかると言われ、最初からつけておけば5万円くらいだったそうなので後悔しました
宅配ボックスは不在時でも宅配の荷物が受け取れる設備ですね。家を空けることが多く、またネットショッピングを頻繁にする人にとっては、とても便利なもの。後からつけるとなるとお金がかかるようなので、悩んでいる人はよく検討しましょう。
つけておけばよかった新築の住宅設備②ホーム発電システム
- 後悔の声
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- 冬はやっぱり暖房費がかさむので、自家発電だったらいいなと思う
- 日当たりが良い立地で、しかも両隣のお宅が太陽光発電なので、うちもそうすれば良かった
太陽光発電は余剰電力が買取できなくなるなんて話もありますが、売電価格が下がっている代わりに太陽光発電設置のコストも半額近くに下がってきています。後になってやっぱり取り入れたいという人が多いみたいですね。
つけておけばよかった新築の住宅設備③床暖房
- 後悔の声
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- エアコンのみですが、やっぱり足が寒いです
- フローリングは冷たいので、冬はスリッパを履きますが、煩わしいです
- 友人宅で床暖房を体感したら欲しくなってしまいました
床暖房は、家の造りによっては一年中他の暖房器具を使わなくてもいいくらい暖かく感じるという人も居れば、暖房だけで充分暖かいのでほとんど使わないという人も居ます。展示場やモデルハウスなどで実際に体感してみてから購入を検討するのもいいかも知れませんね。
つけておけばよかった新築の住宅設備④ウォークインクローゼット
- 後悔の声
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- 中途半端に大きく使いにくいクローゼットなので、ウォークインまたはウォークスルーにすれば良かった
- クローゼットに入らない分は部屋にハイシェルフを並べることになり、部屋をひとまわり狭くしてウォークインクローゼットつければよかったと後悔しています
クローゼットに入らない分を部屋にチェストやシェルフなどを置いて収納するくらいなら、部屋は多少狭くなってもすべての荷物が収納できる大きなクローゼットにすれば良かった、という後悔の声は、ウォークインクローゼットに限らずとても多く聞かれます。収納したいモノのサイズとクローゼットの幅・奥行き・高さが合うかどうかは、必ず事前に確認するようにしましょう。
つけておけばよかった新築の住宅設備⑤室内用物干し
- 後悔の声
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- 洗濯乾燥機があるので要らないかと思いましたが、子供がオネショをしてしまったときなど、使える場面はやっぱりありました
- 後からつけるとなると、最初からつけておいた場合の5倍くらいの工事費がかかることが分かり、後悔しています
室内用物干しは、洗面、リビング、廊下、寝室、どこにでも設置することができるため、迷っている人はよく検討しましょう。後からつけようとなると、天井の下地を狙わなくてはならないので、希望の位置にならない可能性もあるそうなので、要注意です。
新築の住宅設備これは不要だった!ランキング
最後に、必要だと思って購入したけれど、使ってみたら不便だった・あまり使う機会がなかったという、「これは不要だった!」住宅設備のランキングをご紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。
これは不要だった新築の住宅設備①ミストサウナ
- 購入者の声
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- 引っ越し当初は物珍しくたくさん使っていましたが、一年も経たないうちに全く使わなくなりました
- 乾燥機能はもちろんついているのですが、ミストサウナの内部にカビが発生していないかと考えるとなんとなく使わなくなりました
ミストサウナは、「身体を温める」ということが目的であれば、「浴室暖房」でも事足りてしまうのでは?という意見が多いようです。ただし、ミストサウナを「毎日使っている!」という人も当然いますので、ご自身のライフスタイルに合わせてご検討ください。
これは不要だった新築の住宅設備②玄関電子キー
- 購入者の声
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- 電池が切れたら使えないので、結局普通の鍵を使っています
- 子どもが大きくなって、家族全員分のスペアキーを作るとなったときに物凄い金額になった
電子キーと鍵を両方備えているドアの場合、電池が切れてしまったのを切っ掛けに鍵を使うようになったという人はとても多いようです。また、スペアキーを作るとき、失くしてしまった時の再購入にコストがかかってしまうのも難点のようですね。
これは不要だった新築の住宅設備③カップボードの換気扇
- 購入者の声
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- カップボードを引き出しても、余裕で通り抜けできる広さだったので、ほぼ使っていない
- 炊飯器をやめて、土鍋で炊くことにしたため、全く使わなくなってしまいました
備え付けのカップボードの場合、換気扇を付けるか付けないかは選べることが多いみたいですね。どこにどんな調理家電を配置するのか、また家事動線をイメージするなどして、本当にその位置に換気扇が必要か、よく検討するようにしましょう。
これは不要だった新築の住宅設備④IHクッキングヒーター
- 購入者の声
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- 火にかけて傾けたり振ったりできないので不便に感じてしまいます
- ガスコンロだったら停電時に停電があってもお湯を沸かしたりできたのに、我が家はIHだったのでそれができませんでした
特に炒め物などを調理する際に、鍋を持ち上げて火加減を調節したり、一部に強く当てたりということができないので、不便に感じるという人が多いようです。また「HIに対応していない調理器具」は意外に多いので、導入を検討している人は持っているフライパンや鍋がHI対応かどうか確認するようにしましょう。
これは不要だった新築の住宅設備⑤浴室テレビ
- 購入者の声
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- 始めはのんびりテレビを見ながら入ったりしたが、バタバタする時間帯なのであまり使わなくなった
- 子どもがテレビ見たさに長湯をするため、我が家では禁止になりました
浴室テレビもご家庭によって意見が分かれる設備のひとつです。「ほとんど使わない」というひとも居れば、「毎日使っている」という人も居るので、家族構成やライフスタイルに合わせて、購入をご検討ください。